台湾訪問記 其の三

いくつも展示場の1つで 『Tea x Craft』 の企画展が開催されていました。
展示会を企画する部署があるので、かなり充実していました。
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こういう竹の使い方は初めて見ました。
構造的にかなり無理があるのですが、形にしてしまうところに感心しました。
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蜂の巣穴にいるようで楽しいですね。
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なんともいえない表情の茶室です。
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# by first-nakatomi | 2016-09-08 20:22 | works

台湾訪問記 其の二

授業は丸いテーブルで行いました。
円卓は中国的で、椅子が竹なのも台湾ならではです。
日本と陸続きなら、車に積んで持ち帰りたいですが、飛行機なので今回は小さい座椅子を2脚のみ戴いて帰りました。
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長い竹ひごを加工中。
加工方法は日本と同じでした。
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染色。
台湾では茶色に染めることが多いようでしたが、今回の授業ではもう少し色の数を増やしました。
染色方法は、師匠の本田先生式の1鍋1色方式です。
この方法なら、無限に色のバリエーションが広がります。
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漆。
地の粉の使い方と、漆の綺麗に塗る方法を伝授。
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年齢も、経験年数も幅が広かったので、不安でしたが、皆さん意欲的に取り組んでくれて今後の展開が楽しみです。
今回は作品試作、サンプル制作が主でしたので、2ヶ月後に仕上がった作品を観に再度訪問します。
# by first-nakatomi | 2016-09-07 20:03 | works

台湾訪問記 其の一

2009年以来、7年ぶりに台湾に行ってきました。
中部の南投県草屯にある国立台湾工藝研究発展センター。
日本の竹工芸についての講演会と造形演習、染色、漆仕上げの技術指導で、10日ほどの滞在でした。

国立の工藝研究所があるのは、日本からするととても恵まれていると感じます。
日本では県単位での研究所が多く、大分県の竹の研究所は廃止されました。
台湾の人口2300万人と、大分県の人口120万人では比べようもないですね。
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敷地は広大で、様々な工芸研究所、ショップ、ホテル、展示場、公園あり。
早朝には、敷地内でたくさんの高齢者が太極拳をしていました。
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センターの前の広い道。
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テレビで、国民幸福度が3年連続アジア首位と報道されていましたが、一年中暖かく、のんびりして住みやすそうな国ですね。
食べ物も美味しいですし。
# by first-nakatomi | 2016-09-06 18:34 | works

展示会のお知らせ

期間 2016年9月5日〜24日
場所 八雲茶寮サロン(東京都目黒区八雲)

「竹影」
大分県在住の竹藝家4名での展示会です。
森上 仁
米澤 二郎
中臣 一
池 将也

大きな空間ではありませんが、東京とは思えない静かな落ち着いたところですので、お茶飲みがてらゆっくりしに来ていただければ幸いです。
# by first-nakatomi | 2016-08-14 20:35 | information

色サンプル

8月末から国立台湾工芸研究発展センターで竹工芸の講義を行います。
少しずつ準備をしていますが、染色・漆仕上げのサンプルが完成。
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竹業界で一般的な塩基性染料は染まりは早いのですが環境に良くないので、今は桂屋ファイングッズ㈱のみや古染料(直接染料)に切り替えています。
染まりは少し時間はかかりますが、色むらが少なく、色落ちもあまりしないのでお薦め。

染色後、「漆」と「地の粉」(珪藻土を焼いたもの)で仕上げています。
# by first-nakatomi | 2016-08-12 21:58 | open process

心頭滅却すれば火もまた涼し

今日の工房は33度超え。
暑さだけはリオデジャネイロ五輪の熱気に負けていません。
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救いなのは自然の風が通るので、体感温度は少し涼しいです。
困るのは30度を超えると、漆が乾かないこと。
季節に合わせて、仕事を選びます。
# by first-nakatomi | 2016-08-12 20:51 | daily life

22世紀

娘が、もうすぐ1歳。
平均寿命まで生きると、22世紀を見ることになります。
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遠い未来のようですが、身近に小さな子供がいると22世紀が現実味を帯びます。
できる限り、日本の良いところが残っていてほしいです。

地方に住んでいると高齢化社会で、地域が維持できるのか不安になりますが、江戸末期で人口約3千万人なのでたぶん大丈夫でしょう。
都会と異なる価値観の田舎があることで、物心両面で都市部のセーフティーネットにもなると思います。
# by first-nakatomi | 2016-07-31 20:24 | daily life