木工房 訪問

西大分で、杉の彫刻を作っている、有馬晋平さんの工房を訪問。

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工房全景。
別府湾が見えるのに、家賃一万円。
大分市内でも、探せばあるんですね。


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「杉玉」という彫刻。
日本中の杉を使って制作しています。
チェーンソーであら取りし、鉋で整え、ペーパーで仕上げています。

杉は日本の固有種だ、という話を聞いて驚きました。
中国や北米にも杉に似た木があるけれども(セコイア)、違う種です。
身近にあるので、世界中にあると思っていました。

wikipediaで調べると本当でした。
「欧米言語では、しばしば Cedar類をスギと訳します。また和名にもレバノンスギ、ヒマラヤスギといったようにスギの名が当てられています。しかし、Cedar類はスギのようにまっすぐ成長するもののマツ科であり、スギとは縁が遠い。中央アジアや西アジア、ヨーロッパなどにはそもそもスギは分布しない。」


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木材を扱うので、温湿度計は必須アイテム。
5月の梅雨前は、温度も高く、湿度も低いので、木がパキパキ音を立てて割れているそうです。
そういえば竹も、湿度が低い時期に割れますね。

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ボール盤にフレキシブルシャフトをつなげて、スポンジサンダーにしています。
換気扇も。

木工の人は、ものすごい機械設備があるとイメージしていましたが,意外と竹細工と似たような家内制手工業のスタイルでした。
移動性を重視して、あまり設備を持たないようにしているということでした。
設備にお金をかけないで、工夫するという考え方にとても共感。

竹(繁殖力の強さ)と杉(土壌の崩壊、スギ花粉)は、邪魔者扱いされていますが、邪魔者同士がんばりましょうね。
by first-nakatomi | 2010-02-26 22:00 | daily life
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