幅取りの刃

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昨年、台湾で購入した幅取りの台。
構造はよくできていて、幅の微調整もきくし、使えると思ったけど刃がもうひとつですね。


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左は台湾の刃、右が日本の幅取りの刃物(手打ち 東大吉)。
台湾の刃は、鋼が入っていないので切れがいまいちで、すぐに刃先が悪くなります。
日本の刃は、鋼が入っているので、柔らかいけど粘りがあって強いです。

東大吉さんは高齢で廃業されましたが、本当にいい鍛冶屋さんでした。
鍛冶屋の高齢化で、最近は手打ちの物が少なくなっています。
特に竹細工用の特殊なもの(銑の刃など)は、今のうちに購入しておいた方が良いと思います。

昔はどこの町にも鍛冶屋がいて、オーダーメイドであつらえてくれたみたいです。
今は、兵庫三木や新潟燕三条などの大産地の大量生産品が安く出回っています。
そこそこだけど、本当に良いものはないですね。

上の刃物も、刃物問屋から購入して2本で4,000円でした。
鍛冶屋さんは3,000円ぐらいで作っていると思うけど、食べ物と同じで安すぎますね。
これでは跡を継ぐ人がいないですよ。

日本の文化(工芸だけでなく料理も)を下から支えてくれている人が、もっと報われないと未来はないと思う。
by first-nakatomi | 2010-04-29 00:20 | open process
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