編み

編みを終えたところ。
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この籠は、「四つ目編」→「網代編」へと移行してゆく編み方です。
さらに縁を広げて「輪口編」へと変化させることも出来ます。

この時、気をつけることは「ひごの厚み」。
網代編の場合、普通はとても薄くしますが、底が四つ目編なので、少し厚めにします。
上の籠の場合、幅2.7㎜、厚み0.35㎜。
籠にとってのバランスの良い厚みというのがあります。


籠は、1種類の編みだけでなく、何種類か使いながら編み上げてゆくのが普通です。
「菊底編」→「ござ目編」
「輪口編」→「網代編」
「麻の葉編」→「六ツ目編」
などいろいろな変化の仕方がありますので、籠を見るときは編みの変化も楽しんでください。
編みの切り返しや、組み替え方など、そこには数学的な世界が広がっています。


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右と左の籠は、違うように見えますが、同じ材料、同じ作り方。
ナナメ網代編は、融通の効く編み方なので、手加減で変化します。

よくみかける、網代編バッグの場合もそうですよ。
この融通を利かせて、微妙なバランスをとるのがプロの腕の見せ所。
同じ網代編バッグでも、作る人によって雰囲気が違うのはこのためです。
縁をきつめにすると、締まった籠ができあがります。
by first-nakatomi | 2010-05-10 23:59 | open process
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