竹を染色する場合や、漆を塗る場合、竹の表皮を磨きます。
表皮を少しカンナで削ることを、「磨く」といいます。 硬いエナメル質でできた表皮があると、うまく色や漆がのらないからです。 左が磨いたあと、右が磨く前の竹。 磨いた表皮は雅な雰囲気なので、染色しないでこのまま使う場合もあります。 道具は曲線のついた包丁。 壁に立てかけて磨きます。 この作業は汗だくになるので、これからの時期は辛いです。 なるべく早朝か、夕方にするように段取りをします。
by first-nakatomi
| 2010-07-11 23:49
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