関島寿子さんワークショップ

福岡県立美術館での「素材を変える」というワークショップに参加。
4時間もの長丁場でしたが,実り多き時間でした。

流れとしては
1、部材作り
2、分析
3、量産
4、成形

まず、段ボールを使って10種類の部材を自由に作ります。
それから、白い紙の上に並べて、その特徴を書き出します。
紙の上に並べると、ゴミにしか見えなかった段ボールのかけらが、宝物のように見え出すから不思議でした。
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大切なことは、この時点では、後の工程のかたちを作ることを考えないこと。
かたちを作り易いように考えて部材を作ると、独創性は生まれないから。
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次に1つ好きな部材を選んで、それを量産します。
この時点で、初めてどういう構造でかたちを作るのかを考えます。
でも、無理しなくても、量産していると自然に構造は生まれます。

これは私のもの。
段ボールを手でちぎり、ナイフで傷をつけ、水に浸しました。
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こちらは友人のもの。
千差万別。
部材の数だけ、かたちのシステムが有ります。
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《先生の格言》
安易にかたちを作らない。
考えの数だけかたちのシステムが有る。
素材を活かさなくても良い。(全く違う素材感をだすことも良い)
1つの部材で、1つの構造。
(製作中にいろいろアイデアが浮かぶが、それはメモして次回の製作に使う。
色々混ぜると、かたちの焦点がぼやけてしまうから。)

すばらしい造形基礎演習の授業でした。
by first-nakatomi | 2012-02-26 08:00 | daily life
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