「エディション」と「マルチプル」

カタカナばかりで申し訳ないのですが、
前回書いた「ユニーク」と「エディション」の区分けの補足。

海外のギャラリーの方に聞いたところ、複数制作される立体作品の場合は、
「エディション」と言わずに「マルチプル」というそうです。

ただ、現代彫刻などの「マルチプル」は、アーティストが発案・設計・監督をおこない、工業的な手段で作品制作をすることが多いので、すべて同じものがつくられるのですが、竹の作品の場合がそれに当てはまるかは、難しいところのようです。

型を使っているわけではなく、同じように見えても実際には手作りで1点1点違いますから。
日本の工芸界には、「エディション」「マルチプル」の概念はないと思いますが、それは工芸的ものづくりが、ゆらぎのある人の手によるところが大きいからでしょう。

難しいですね。
by first-nakatomi | 2013-06-28 17:07 | thinking
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