REVALUE NIPPON PROJECT 2014 in 博多

昨年私も参加しました『REVALUE NIPPON PROJECT CHARITY GALA』。
日本の伝統工芸を新しい視点で提示する、中田英寿さんが主催するプロジェクトです。

今年は観客として気楽な気分で出席。

テーマは "型紙"。
(着物などに型染めするための、柿渋で固められた和紙を刳り貫いた型紙。伊勢型紙など。)
かなり渋いテーマですが、日本の伝統工芸の危機を象徴するような分野です。
1000年の歴史があるのに、現在20人しか制作者がいませんから。
型紙の世界を復興させることができたら、あらゆる日本の伝統工芸に希望があふれます。

華やかな会場。
日本にも上流社会があるんでしょうね。
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竹田市文化会館を設計するかもしれない、妹島和世さんのチームの作品。
型紙をそのまま使用した、球体の照明。
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白洲信哉さんのチームの作品。
日本と英国の伝統を融合した自転車。
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中田さんと深沢直人さんのチーム作品。
お二人とも山梨県出身ということで、
甲州印伝細工(鹿革に型紙を通して漆を置く伝統技法)の箱です。
箱は桜製作所さん制作。
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違う分野の人が集まり制作することで、未来の新しい方向性を探る試みですが、
型紙の存在を多くの人に知って頂くことだけでも意義の深いプロジェクトです。

型紙そのものでは自立しないので、ほとんど忘れ去られた分野だけれど、
日本の美意識が集積した工芸だと感じました。
by first-nakatomi | 2014-07-20 21:47 | daily life
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