最小限の材料と青竹色

仕事でちょっとしたものを頼まれました。
最小限の材料ですが、それなりの存在感があり、線の美しさが竹工芸の重要な要素であることを再認識。
当たり前ですが、竹林は直線で構成され、竹を切ると断面が◯でしたね。
a0103666_22272952.jpg















a0103666_22272165.jpg















a0103666_22272573.jpg


























色は自然の青竹色ではありません。
竹の青みはすぐに抜けてしまいます。
青みが欲しいとの要望でしたから、アクリル絵の具(BAMBOO GREEN)を薄めて塗りました。
a0103666_22273749.jpg


























制作手順は、意外に大変です。
表皮を磨いた竹を割り剥ぎし、厚みを揃える、表面をアクリルで塗装、幅取り、軽く面取り、火曲げ、合わせ接着、裏側をナイフで面取り、仮組み、籐かがり、途中の工程で剥がれた部分をアクリルで再塗装、全体を透明のウレタンで塗装。
自然の竹のように再現するのは、なかなか骨が折れます。

by first-nakatomi | 2017-09-21 21:26 | works
<< 工芸のシンポジウム in 金沢 台風と猪 >>