展開の方法

作品がひとつ出来上がると、それで完結してしまって、どうやって展開したら良いのだろうと、ふと立ち止まってしまうときがあります。
作品を作っているときに、気づいたことをメモしておいて、次に作るときの参考に更なる展開を考えるというのが、自然な流れなのですが。
でも、必死で作っていてそういう余裕がなくて、いっぱいいっぱいのときもあるのです。

そこで、展開の方法を整理してみましょう。
ここでは竹細工に絞って考えて見ます。

・ひごの寸法を再検討
・フォルムの再検討
・色を変化させてリズムを出せないか
・編みの再検討
・構造(工程の順序)を変えたほうが良くないだろうか
・他の素材を使えないか(種類の違う竹  ファー、クリスタル、革の併用)

など。
同じ編みでも、ひごの寸法を少し変えるだけでぜんぜん違う表情を見せてくれることがあります。
「本当にそれでいいのか?」
工程を絶えず問い直すことが必要になってきます。
細かく言えば、作品によってひご取りの方法が異なるのは当然ではないですか?
作るものが違うのですから。

いつも同じようなひご・形・編みで、というのでは発展がなさ過ぎます。
少しでも良いほうに展開させようとすることで、作品のドラマが生まれると思います。
by first-nakatomi | 2007-06-26 22:21 | open process
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