竹の可能性について

素材としての可能性は、環境な観点から見ても、木や陶磁器、プラスチックと比較しても、
・「竹は3年で伐採可能」
・「自然に土に戻る」
・「厄介者されるくらいの繁殖力」
など、多くのアドバンテージがあります。

以前はマイナスとされていたことが、最近では世間の考え方が変わってきて、いつの間にかプラスになってきています。

また、これまでの20世紀の建築構造物が、鉄・ガラス・コンクリートを多用してきましたが、それは、その時代の要請があったとのだと思いますが、21世紀には竹が必要とされる時代が来ると思います。

さらに、竹を扱った分野は、ほとんど手付かずの大地が広がっているということです。
ブルーノ・タウトやペリアン女史、イサム野口、勅使河原宏など何人かの先覚者はいますが、それでもまだまだパイオニアになれる地平が拡がっています。
それは、閉塞間のあるこの時代に生きている私たちには、とても恵まれたことであり、勇気づけられることだと思います。
by first-nakatomi | 2007-09-27 21:16 | thinking
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