別府の永井製竹で、8寸の真竹を2束を購入。 竹業界では尺貫法が、まだまだ現役でがんばっています。 ほぼ白竹ですが、青みが残っている部分や、シミが抜けきらないところがあるので、工房の縁側で干しています。 油抜き後、天日で干して間もない頃に雨が降ったりすると、シミが残りやすいですね。 根元の肉厚部分や、粘りのある竹もシミになりやすいです。 竹は秋に伐採し、油抜きや天日でしばらく干して、白竹が出来上がるのが大体年明けです。 秋に伐採するのは、子育て(筍)を終え、竹から水分や養分が抜けてちょうどいい具合になっているからです。 カビや虫が来にくいんですね。 梅雨時に竹をきると、切り口に蟻が集まるぐらい竹には養分があるのです。 自然の摂理にあわせて竹の仕事も動いています。
by first-nakatomi
| 2010-02-10 08:57
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