お箸作り

ただ今お箸を制作しています。
普段、抽象的なものを作っているので、人の生活に役に立つものを作ることは原点に戻る気がします。
お箸は「用の美」の王道ですからね。
少しの厚みや幅で、使いやすさが変わってくるので何回作っても難しいです。
それは人の手ごとに違いますし、奥が深い道具です。
日本のお箸は、繊細です。

a0103666_22223725.jpg

a0103666_22235339.jpg

一番右は拭き漆を3回塗った完成品。
他は真竹の表皮を磨いた、漆を塗る前の状態のお箸。
竹の表皮は硬いエナメル質でコーティングされていて、漆がのらないので磨き(刃物で表皮を削り取ること)ます。
昨日までに2回塗りましたが,最後の塗りは天気のよい日に仕上げたいので保留中です。
明るい日差しのもとで仕上げたほうが、細部まで目が届きますからね。

a0103666_22243293.jpg

ラッピングは和紙を何回か折り、袋に入れます。
落款ももちろん押します。
お箸は日本人にとって神聖なものなので,きれいに包んであげたいですね。

長い間お待たせしました,間もなく完成いたします。
by first-nakatomi | 2010-02-11 22:47 | open process
<< 基礎研究 竹の天日干し >>