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縁作り

竹の作品を作る時に、一番難しいのは縁部分だと思います。
終わりよければすべてよし、ではないですが縁が締まらないと全てが台無しになりかねません。
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力を入れる割合は

ひご取り(材料取り) 30%
編み 20%
縁 30%
仕上げ(染色・漆仕上げ) 20%

竹工芸は編みが主の仕事だと思われがちが、編みの部分はそれほど難しさはないので、リラックスして薦められる工程です。
一番の難所は縁でしょう。
縁作りから仕上げまでが一番神経を使います。






by first-nakatomi | 2017-09-02 06:52 | open process

共縁の可能性

国立台湾工藝研究発展センターでの、竹の講義も最後になりました。
アートを意識した造形演習の授業なのですが、講義の目的は「シンプルな技法で作品を制作する」ということ。
難しい技法を使うことを否定はしませんが、もっとシンプルでもいい作品は作られるということを伝えたかったのです。

最後は共縁技法(編みひごをそのまま縁にする技法)の演習。
筒に竹ひごを並べて、共縁を作ります。
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共縁技法の良い所は、自由度が高く、独創性を発揮しやすいこと。
逆に悪い点は、再現性が難しく、折れると厄介なこと。

生徒の共縁。
誰も真似できなさそうです。
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六つ目編み、櫛目編み、輪弧編み、どんな編みからでも縁が作られるのがいいですね。
もちろん竹ひごを、どんどん追加することも可能です。
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by first-nakatomi | 2017-06-06 16:30 | open process

制作の風景 Prism Circle

寝かせている(製作途中の)作品が多いのですが、これもその1つ。
いくつかの装飾する案があるのですが、もうしばらく眺めています。
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by first-nakatomi | 2017-02-22 21:43 | open process

制作の風景 花火

製作途中の風景ですが、なんだか花火に見えて仕方がありません。
輪弧編み(別名 阿弥陀光編み)。

外側に縁がないということは、編みの流れが失われませんが、その分外縁の処理に気を使います。
裏側の交点には、木工用ボンドを刷毛で塗り、編みを固めています。
壁面に貼り付け設置予定。
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by first-nakatomi | 2017-02-19 21:37 | open process

竹の油抜き釜の製作 その2

陶芸家の友人の指導のもと、耐火レンガで土台を作る予定。
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別の友人から、薪にする木をいただきました。
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持つべきものは友と、しみじみ感じる今日此の頃です。
by first-nakatomi | 2017-02-12 21:07 | open process

竹の油抜き釜の製作 その1

今年から竹田在住の竹工芸仲間で、竹の油抜きもすることにしました。

彫刻家の友人の紹介で、鉄工所に釜を安く製作してもらいました。
内径40 x 40 x 200 cm
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水抜き栓も。
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竹の油を抜くために製竹業者は苛性ソーダを使用しますが、扱いやすいソーダ灰で油抜きをする予定です。
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by first-nakatomi | 2017-02-10 21:58 | open process

制作の風景 その2

壁面作品のための制作工程。
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染色前に、輪ゴムとステンレス針金で、曲がりが戻らないように固定。
竹の曲げは、熱で戻りますから。
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染色すると、輪ゴムの部分が染まらないので、少しずらしてまた染めます。
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by first-nakatomi | 2017-02-07 20:52 | open process

制作の風景 その1

東京のホテルに納める作品を制作中。

編みの型を機械で切断、なんとなく重ねてみました。
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壁面作品ですが、編みのバランスを調整中。
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by first-nakatomi | 2017-02-05 16:52 | open process

竹林整備と伐採

昨年から大分県竹田市にある岡城の竹林に入っています。
それまで伐採していた竹林は、猪の被害もあり、新しい竹が生えていなかったので、しばらく寝かしておくことにしました。
いくつか竹林を持ち、3年おきぐらいで伐採してゆくのがベストです。

岡城址竹林の整備前。先が見えません。
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整備後。
竹仲間6人で数日掛けただけですが、見違えるようにきれいになりました。
でもかなり大変。
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今年使う分の50本を伐採し、葉をつけたまま1ヶ月山に放置し水分を抜き、油抜き釜(長さ2M)に入る長さで切りそろえて、荒縄で傷がつかないように結んで山から下ろしました。
美しい竹が出来上がるなら、手間は惜しみません。
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今年から油抜きも自分たちですることにしました。
山で切ったままの青竹は長期保存ができません。
竹の油を抜いて天日で干すと長期保存ができます。
切り子さんも製竹業者さんも高齢化しているので、いずれ自分で竹も生産しなければならない時代が来るでしょうね。

by first-nakatomi | 2017-01-21 20:36 | open process

竹の道具

竹工芸で使う刃物は、これが全て。
随分少ない道具ですが、シンプルなのは良いことです。
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by first-nakatomi | 2016-12-12 21:40 | open process