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展開の方法

作品がひとつ出来上がると、それで完結してしまって、どうやって展開したら良いのだろうと、ふと立ち止まってしまうときがあります。
作品を作っているときに、気づいたことをメモしておいて、次に作るときの参考に更なる展開を考えるというのが、自然な流れなのですが。
でも、必死で作っていてそういう余裕がなくて、いっぱいいっぱいのときもあるのです。

そこで、展開の方法を整理してみましょう。
ここでは竹細工に絞って考えて見ます。

・ひごの寸法を再検討
・フォルムの再検討
・色を変化させてリズムを出せないか
・編みの再検討
・構造(工程の順序)を変えたほうが良くないだろうか
・他の素材を使えないか(種類の違う竹  ファー、クリスタル、革の併用)

など。
同じ編みでも、ひごの寸法を少し変えるだけでぜんぜん違う表情を見せてくれることがあります。
「本当にそれでいいのか?」
工程を絶えず問い直すことが必要になってきます。
細かく言えば、作品によってひご取りの方法が異なるのは当然ではないですか?
作るものが違うのですから。

いつも同じようなひご・形・編みで、というのでは発展がなさ過ぎます。
少しでも良いほうに展開させようとすることで、作品のドラマが生まれると思います。
by first-nakatomi | 2007-06-26 22:21 | open process

作品の作り方の作り方

初めは、作品を作るのに何から始めればいいのか見当もつかなかったです。
何をどう組み立てていけば作品になるのだろうか?
どうすればオリジナルのものを作れるのだろうか?
なんて考えていました。
漠然と考えていてもどうしようもないんです。

で、いったい何からすればいいのかということを、つまり、作り方の作り方を参考までに。
一応竹細工のことを念頭において書いていますが、ほかの分野も基本は同じだと思います。

1.テーマを絞る
とりあえず何でもいいから作り始めると、途中で何がなんだかわからなくなってしまいがち。
出来上がった作品を見ると、なんだかぼやけた、ぱっとしないモノが出来てしまいます。
何かひとつ中心のテーマを絞って作り始めるといいと思います。

たとえば
・流動的
・静的
・構造的
・点、線、面を考える
・縦骨と横骨の関係
・編み
など

抽象的ですが、作品全体に流れるテーマなので構いません。
逆に、具体的なものを一点だけ決めて、肉付けするということも可能でしょう。
テーマが決まれば、具体的にフォルム、編み、構造を決めてゆきます。
さらに、材料の寸法を決めて材料取りへ。

最初は何でもいいので、テーマを持って作り始めるといいでしょう。
それから展開させると、そのシリーズの物語が動き始めます。
by first-nakatomi | 2007-06-26 22:08 | open process