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Second Nature-勝城蒼鳳の世界-

竹工芸の人間国宝、勝城蒼鳳先生の展覧会です。

場所 栃木県大田原市 那須与一伝承館
tel 0287-23-8718

会期 2012年1月28日〜2月12日
開館 9:00〜17:00

入場無料
by first-nakatomi | 2012-01-31 20:31 | information

全自動耕耘機

=もぐら。
勝手に畑を耕してくれます。
けなげですね。
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by first-nakatomi | 2012-01-31 08:52 | daily life

コテ

竹籠作りの難しい所は「立ち上げ」(「起こし」)。
そこで、便利な道具は電気ゴテ。
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底編みを終えたら、電気ゴテで強制的に縦骨を立ち上げます。
そうすると、後はすいすいと編めます。
コテ先に金属の型(非売品)を取り付けると、いろいろな角度で曲げられます。
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業務用のドライヤーを使えば、さらにゆったりとした曲がりに。
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四つ目底にコテ曲げをした籠。
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胴編みを2本縄目で、こうなります。
縁は未完成。
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いろいろな道具を使えば、さらにかたちの可能性が広がりますよ。
by first-nakatomi | 2012-01-31 08:40 | open process

黒板

工房に黒板を設置。
寺の本堂奥にありました。
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なんか昔の学校みたいです。

1人でブレインストーミングをやりますか。
by first-nakatomi | 2012-01-25 21:07 | daily life

油抜き

大分県産業科学技術センターの二宮研究員を迎えての油抜き講習会は、とても勉強になりました。
やっぱり実技指導は身に付きますね。
ありがとうございました。


苛性ソーダを水に0,02%〜0,05%投入。
今回は2g(こんなに少量!!)
たくさん入れるとアルカリで、竹が黄色くなるので注意。

また、苛性ソーダは水と反応して熱を持つので,熱湯には投入しないこと。
水蒸気爆発を起こす可能性があります。
苛性ソーダは、薬局で1kg 約1,000円。

アルカリは酸よりも、扱いに注意が必要。
酸は触れると痛みを感じるが,アルカリは何も感じないけど皮膚に穴があきます。
作業は眼鏡をして!!
直接皮膚につかないように。
劇物指定されているので、念のため保管は鍵をかけて。
また、湿気を吸い易い特性を持つので、きちんと密閉して保管しましょう。

怖いように感じますが、毒物ではないので、扱いをきちんとすれば何も問題ありません。
廃油で石けんを作る環境系のワークショップでも使われていますから。

湯を沸かしているところ。
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油抜きを終えた孟宗竹。
節の汚れは、なかなか取れにくい。
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天日で干す。
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生物は弱酸性なので、竹を煮ると中和されて中性に近くなります。
アルカリが弱くなったら、苛性ソーダを追加投入しましょう。

使用後はリトマス試験紙でチェックして、アルカリが強ければ酢酸(強いお酢)で中和します。
酢酸は酸性が強いので,10倍に水で薄めて投入すること。

廃液は竹の油でドロドロになってました。
科学の力ってすごいですね。
正しく使えば、ものすごく役に立ちます。

<何故竹の油を抜くのか>
竹の表皮に油分があると、中の水分が抜けないで腐ってしまうから。
青竹をそのままおくと、腐ります。
青竹の表皮を磨けば、油抜きしたのと理屈は同じなので、長期保存できます。


きれいな白竹は、製竹業界の高齢化でますます入手困難になります。
油抜きも自分でできるような体制を整えることが急がれますね。
by first-nakatomi | 2012-01-24 21:26 | open process

てるてる坊主

息抜きに、てるてる坊主を作ってみました。
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by first-nakatomi | 2012-01-20 21:42 | works

油抜き(湿式法)の講習

1月23日(月)13時過ぎから
当工房前で、苛性ソーダを使った油抜きを行います。
中和しての廃液処理の方法も。
興味のある方は見に来てください。

講師は、大分県産業科学技術センターの二宮研究員です。

雪が降らないといいけどなあ。
by first-nakatomi | 2012-01-18 21:41 | information

竹の乾燥

竹を乾燥させてます。
個展用の部材です。
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by first-nakatomi | 2012-01-18 21:27 | open process

苛性ソーダ

専門的な話。

竹の油抜きにつかう苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)について。
製竹業界では、竹の油分を取り除くために苛性ソーダを使います。

環境に悪いという人もいるので、大分県産業科学技術センターに問い合せてみました。


@結論
強アルカリ性の劇物なので,取り扱いには注意が必要だけど,中性にすれば排水しても構わない。
生物は弱酸性なので、竹を煮れば中和されて、自然に中性になる。

熱湯に手を入れれば火傷をするのと同じで,強アルカリの苛性ソーダを素手では扱わない。
重曹は弱アルカリで取り扱いは優しいが、効果は薄い。

きちんと中和しないで廃棄処分する業者がいるので,環境に悪いイメージが定着してしまいました。
米の研ぎ汁が環境に悪いのと同じ。



まあ、アルカリ性のまま廃棄しなければ問題はないようです。

苛性ソーダを使うのは、石けんに使われていることからも分かりますが,油分を強力に取り除く性質があります。
青竹を天日に干しても白竹(晒竹)にならずに腐るのは、表面の油分が強力で、内部の水分が閉じ込められて腐るから。

また、油抜きで竹の養分が取り除かれるわけではないので、防虫効果はありません。
伐採時期に気をつけましょう。

10年以上竹業界にいるけど、目から鱗のお話でした。
by first-nakatomi | 2012-01-10 21:54 | thinking

竹の伐採

孟宗竹を採りに、猪に警戒しながら竹林へ。
バングル用の、丸くて肉厚のものを探しましたが,なかなかないなあ。
山に入ると、自然素材の無規格さを実感します。
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結局、開き直って、楕円形のものを伐採。
自然のかたちを活かしたものを作ります。
by first-nakatomi | 2012-01-09 21:11 | works