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漣橋Ⅳ

久しぶりに伝統技術を使った作品を制作中。
編む作業はやっぱりたのしいですね。
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作品名「漣橋Ⅳ」
モンドリアンの「ブロードウェイブギウギ」をイメージして制作。
染色しておいた竹ひごを、ステッチのように編んでゆきます。
抽象絵画のような編みと、有機的フォルムの融合です。
by first-nakatomi | 2015-01-30 21:33 | open process

紙芝居

地元の小中学校へ授業に。
竹の話をするのに、紙芝居があるとより興味を持ってくれると思い、
「竹の話」と、「籠の話」を準備。
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小学校と中学校では、話す内容を変えないといけませんね。
子供は正直なので、眠たそうな小学生をみて痛感。

竹を割るところは、年齢を問わず興味津々。
足の指を使って、竹の皮をはぐと、とても驚いてくれます。
これは万国共通。

紙芝居制作に協力頂いた、竹田市地域おこし協力隊の渡辺さん、
竹田市役所のみなさん、ありがとうございました。
by first-nakatomi | 2015-01-27 20:22 | works

4月にオープンする大分県美術館のための商品部材探しに東京へ。
やっぱり実物をみると話しが早いですね。
蔵前のリボン専門店「木馬」
海外の方も、ちらほら買い付けに。
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台東区には日本のすごい中小企業が集積しています。
by first-nakatomi | 2015-01-25 21:07 | open process

色の研究

アクリル絵の具での、色の研究。
竹を染色し、さらにアクリル絵の具を塗ることで、深みのある色を表現できます。

不透明のアクリルガッシュだと、ペンキのようで竹の質感が失われるので、
透明のアクリリックの方がよさそうです。
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なんだかんだで、絵の具が増えてしまいました。
メーカーとしてはホルベインが好みかな。
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質感は漆の方が高級感があるので、品の良い艶の出し方に工夫が求められます。

江戸紫、グレー、シルバー、えんじ色など、仕上げの要望が様々あり、
伝統的な方法では対応しきれなくなってきました。
退色の問題もあるので、なんとか解決方法を見つけたいと思います。

《染色→色カシュー→漆》
の解決方法もあります。
カシューは漆の代用品ですが、色が豊富な所が利点です。
漆との相性が良いので、退色防止に使用し、漆で品の良い艶を出すのも方法です。


塗る順番の注意点としては
◯ カシュー→漆
× 漆→カシュー

◯ 漆→アクリル
× アクリル→漆
by first-nakatomi | 2015-01-20 21:48 | open process

アクリル絵具

竹の世界がもっと広がるように色の研究中。

ターナーのアクリルガッシュ絵具を購入
アクリルは耐光性がよく、色落ちすることはほぼありません。
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ジャパネスクカラーというシリーズがありました。
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そのまま塗るだけでは、刷毛ムラもありますし、ペンキのようです。
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染色の上から塗れば、また表情も異なります。
シルバー系やゴールド系は意外と合いました。
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{結論}
染色ーアクリルーつや消しウレタン
と3工程すれば色落ちの心配もなく完璧。

ただ、漆の高級感のある艶には、まだ届かないですね。
視点を変えて、アクリルを「ほこり錆び付け技法」のように、漆仕上げの上から薄く塗るのもいいでしょう。
渋い漆色に、金のアクリルぼこりが入れば、おもしろい表情になるでしょうね。

注意!!
アクリルの上に、漆はダメ!!

ターナーのWEBに色の研究内容。参考まで。
by first-nakatomi | 2015-01-15 22:40 | open process

染料

長年竹業界では、染まりやすく、コストも比較的易い塩基性染料を使うことが多かったですが、環境への配慮や退色の問題からいいものはないかと探索中。

直接染料(分散染料を少し含む)で、環境に配慮された染料を試験運用しています。「みや古染料コールダイオール」
色止め剤もちゃんとあります。
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植物繊維の場合には、染料に塩を入れると染まりが良いらしい。
染まりはあまり良くないですが、塩基性の場合よりもやわらかく染まります。
色落ちも塩基性染料よりは少ないですね。
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竹工芸の場合は、仕上げの漆が上に乗ることを考慮する必要あり。
塩基性染料は色はきついですが、漆を塗った時に渋くていい感じになるので、
捨てがたい所もあります。

結論としては、退色の問題は解決されないので、こちらをどうにかする必要有。
アクリル絵具と油絵具(友人に頼んで)の両方を実験中。
by first-nakatomi | 2015-01-13 21:03 | open process

作品写真

カメラマンの瀬尾泰章さんに作品を撮っていただきました。
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by first-nakatomi | 2015-01-08 21:36 | works

独立のお知らせ

2年半にわたり私の仕事のアシスタントを務めました谷口倫都が、
2015年1月1日をもちまして独立いたしました。

実力もついていますので、独立するには今が良い時機だと思います。
これから険しい道を歩むことになりますが、温かい目で見守ってあげて下さい。
何か谷口にできる仕事があれば、ぜひお声を掛けてあげて下さい。
よろしくお願いいたします。
by first-nakatomi | 2015-01-03 21:03 | information

干支の置物

高松の桜製作所さんから、毎年お贈りいただく干支の置物。
今年で、4つになりました。
辰・巳・午・未。
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未。
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小さいけれども、とてもかわいく、床の間に飾っています。
by first-nakatomi | 2015-01-01 22:26 | daily life

新年の挨拶

新年あけましておめでとうございます。
たくさんの方のご支援で、私の竹藝生活も15年目を迎えることができました。
心から感謝いたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

たくさんの出来事のあった昨年でしたが、今年も公私ともに忙しい一年になりそうです。
厄年なので、いつも以上に体に気をつけて無事に過ごしたいと思います。

今年は「色」の研究と、シャンデリアの量産化の確立、
これまでの幾何学作品の集大成の年にしたいと考えています。
by first-nakatomi | 2015-01-01 01:01 | thinking