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Prism Ellipse, cloud

「禅」をテーマにした企画展のための作品。

「雲」をモチーフにしています。
禅において、流れるままにまかせる「雲」は理想の境地を表しています。
形において琳派の雲も、少し意識しています。
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by first-nakatomi | 2017-07-20 21:52 | works

Japan House Sao Paulo

ブラジル Japan House Sao Paulo 『BAMBU』展の最終日の様子。
(本展共同キュレーターの橋口博幸氏撮影)

最後まで来場者が絶えませんでした。
日本での竹の展覧会もこれぐらいの熱い反応があると良いのですが、、、。
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最終日の夕方でも、まだこの長い行列。
入場制限がかかるほどの大入り。
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虚無僧まで出現しています!
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狭い会場でしたが、ブラジル人のマルセロ・ダンタスさんなど企画者のアイデアが豊富で、飽きさせない工夫が随所に凝らされており、日本の美術館でもこういう展示ができたらなと思います。
さすが人生を楽しむことに熱心なブラジルでの展覧会でした。

by first-nakatomi | 2017-07-19 22:34 | information

Prism Circle, double spiral

禅をテーマにした企画展があり、そのための作品。

二つの螺旋が上下で繋がる構造です。
輪廻でもあり、花弁のようでもあります。
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by first-nakatomi | 2017-07-14 22:01 | works

侘び寂び

日本の竹藝(工藝すべてですね)について話す時に茶道は避けて通れず、茶道について話す時に日本の美意識の「侘び・寂び」に触れざるを得ません。
でも、侘び寂びの説明をするのは、とても難しいと感じていました。

竹田の茶人が執筆されているコラムの一文に、侘び寂びについてわかりやすく書かれていたので引用。

『未完成の美は、未来へ対する予感であり、
滅びの美は、過去への憧憬である。
今見えるものでそのことを感じるから、美しさがわかり、
この国はそれを「侘び」「寂び」として磨いてきた。』

「未完成の美」・「滅びの美」が、「侘び寂びの美」なのでしょう。

*ちなみに、村田珠光の創始した4畳半の茶の湯に対して、
武野紹鴎は2畳半や3畳半の茶室を考案しました。
4畳半以上の書院茶室を「寂敷」(さびしき)
それより狭い茶室を「侘敷」(わびしき)
と称され、ここに茶道の侘び寂びの原型があります。

侘び寂びの美意識は一筋縄ではいかないのですが、
平安時代の和歌の美意識が、鎌倉時代の禅の影響や、室町時代の戦乱の影響を受けながら茶道へ引き継がれたと見られています。


by first-nakatomi | 2017-07-13 21:20 | thinking

Metropolitan Museum

NYのメトロポリタン美術館で、日本の竹工芸の展覧会が開かれています。
日本の竹工芸もアートとして正式に受け入れられたのだと感じます。
偉大な先人たちのおかげですね。
その末席に加われるように精進したいと思います。

『Japanese Bamboo Art : The Abbey Collection』展


展覧会場の写真ですが、九州(大分だけですが)の竹工芸が紹介されました。
生野祥雲斎・生野徳三先生に始まり、師匠の本田聖流先生の作品も展示されています。
大分県竹工芸訓練センターの紹介文もあり、世界的な美術館で県立の職業訓練校が紹介されることに、人材育成の面で、この学校が果たしてきた役割の大きさが伺えます。
日本の竹藝家の多くの人たちが、この学校の修了生です。
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by first-nakatomi | 2017-07-12 21:56 | information

8祝ぐ、双円

東京日本橋にある老舗染料メーカー、桂屋ファイングッズ株式会社さんのワークショップスペース「somenova」のための作品。
いつもこちらの染料を使用しているので、ご縁が有り作品を納めました。

8を繋げて言祝ぎを意識した「8祝ぐ」シリーズですが、江戸の伝統色である茶鼠をベースに色を組み合わせています。
二つの円形を繋げた構造なので、副題を双円としました。
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見る角度によってかなり印象の変わる作品となっています。
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基本構造はシンメトリーですが、シンメトリーの心地よさというものがあると最近よく感じます。

by first-nakatomi | 2017-07-11 21:26 | works

ブラジル訪問記 その5

ブラジリアにある駐ブラジル日本大使館で日本竹藝についての講演会と、
竹玉ペンダントのワークショップを行いました。

日系アーティストの方や、各国大使館関係者、現地芸大生、竹材生産者組合の方などが来てくれました。
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竹玉ペンダント作り。
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皆さん満足してくれたようです。
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参加してくださったコスタリカ大使夫人は日本の方でしたし、オランダ公使夫人は次期駐日本オランダ大使夫人として近々日本にいらっしゃるとのこと。
日本からはるか遠い所でしたが、いろいろ縁があるのが不思議です。


by first-nakatomi | 2017-07-10 22:11 | information

ブラジル訪問記 その4

ルシオ・コスタ総合監修、オスカー・ニーマイヤー設計の世界遺産でもあるブラジルの首都ブラジリア。
ジャパンハウスのあるサンパウロ市から飛行機で2時間。
おそらく一生に一度しか来ないようなところに来てしまいました。

1960年頃に作られた人工都市で、スターウォーズに出てきそうな近未来都市です。
路地裏やのれん横丁とは対極の世界ですが、世界にこういう都市があってもいいかなと思わせるスケールの大きさと、整然とした町の気持ちよさがありました。
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by first-nakatomi | 2017-07-09 21:52 | information

ブラジル訪問記 その3

展覧会『Bambu』の3階。

近現代の竹藝作品が並びます。
展示のレイアウトが粋でした。
photo by Carol Quintanilha
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第4代田辺竹雲斎さんの、大きなオブジェが中心に配置されています。
photo by Rogerio Casimiro
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宙に浮いたような展示。
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私の作品3点も展示されていました。
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川島茂雄さんの現地の竹を使った大きなオブジェ。
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by first-nakatomi | 2017-07-08 21:51 | information

ブラジル訪問記 その2

展覧会『Bambu』の会場に入ってみましょう。
まずは1階です。

入口を抜けると竹の巨大な筒?
photo by Carol Quintanilha
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中には畳が敷き詰められ、寝転がって天井のスライドで、スタジオジブリの「かぐや姫の物語」の短編を観られます。
かぐや姫は、竹から生まれたお姫様ですからね。
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筍・竹刀・茶道具・竹のフィラメントが使われたランプなどが展示。
photo by Rogerio Casimiro
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宮崎県の伝説の竹職人、故・廣島一夫さんの竹かご。
初めて実物を拝見しましたが、丁寧ないい仕事をされていました。
photo by Carol Quintanilha
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by first-nakatomi | 2017-07-07 20:36 | information