求菩提資料館訪問記

本日遅ればせながら、豊前市にある福岡県立求菩提資料館を訪問。
企画展「竹のかたち」もよかったのですが、行く道すがらのものが興味深かったです。
豊後国と豊前国では風景が異なるのでしょうね。


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この山が修験道の盛んだった求菩提山。
明治の廃仏毀釈で修験道は廃れましたが、その遺物を保存しようと35年前に山の麓に資料館が建てられたそうです。
ケシ栽培やトリカブト、怪しい秘薬なんかも展示されていて、なかなか修験道も多様な活動をされていた模様。


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これは道すがらの段々畑。
綺麗に石積みされていました。
この地域は新羅系の渡来人がたくさん移住していたそうで、器や金属品などの出土品も資料館にありました。


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ここは、通りすがりの元幼稚園。
お寺の外に立てられていて、アンパンマンの絵が往時を偲ばれました。
住職さんが隣の畑で仕事をされていて、いろいろとお話を伺う。
こんないい雰囲気の建物は、辺鄙だけれど、味わいのあるお店にいつかなること間違いないでしょう。

以上、豊前市訪問へのレポートでした。
# by first-nakatomi | 2009-05-14 22:54 | daily life

NEW BAMBOO

昨年、N.Y.のJapan Societyで行われた「NEW BAMBOO」展の会場風景がYou Tubeで流れています。
もし、興味のある方はご覧になってください。
現代的な竹の作品の展覧会でした。

http://brooklynmodern.com/2008/10/27/a-visit-to-the-japan-societys-new-bamboo-exhibit/
# by first-nakatomi | 2009-04-14 23:33 | information

福岡県立 求菩提資料館 竹のかたち展

4月21日~5月31日まで
求菩提資料館(豊前市にある修験道専門の美術館)で
「竹のかたち展 大分県在住作家9人の会」が開催されます。

出品竹工芸作家は、
安倍 基楽
岐部 笙芳
生野 徳三
杉浦 功悦
中臣 一
本田 聖流
森上 仁
山口 龍雲
米澤 二郎

私の出品作は 「Prism, triangle」 2点
今までの作り方から少し改良したものです。
△のパーツを2個組み合わせて、一つのパーツとし、それをつないだものです。


今回の図録に載せるコメント
「私は少しでも竹工芸の地平を広げたいと考えて制作しています。
今回の出品作品のコンセプトは、「無限の拡張性」。
同型の部材を組むことで形を構成しており、いくらでも大きくすることが出来ます。
今回は△を使用していますが、形の基本原理である「○・△・□」の3パターンがあります。
このPrismシリーズは、私にとっての「形の基礎研究」であるとともに、「美的感覚の向上」のために必要なものであると考えています。」 

もしお近くに寄られる方はご覧になってください。
# by first-nakatomi | 2009-04-03 21:17 | information

鳥の巣箱について

近ごろ野鳥がたくさん来るようになりました。
季節のせいか、家の周りを整備したからか分かりませんが。
工房の窓ガラスにぶつかって死んだ鳥も3羽。
こちらは窓ガラスをきれいに磨きすぎたため。
世界で,窓ガラスにぶつかって死んでしまう野鳥の数は、数万に上ると最近の新聞に出ていました。
鳥はガラスを認識できないみたいです。
特に高層ビルは渡り鳥の飛行ルートにあった場合、ぶつかってぼとぼと落ちてくるようです。

罪滅ぼしではないですが、鳥の巣箱を設置しようとおもいます。
で、巣箱について考えました。
考えてみると、巣箱といっても、その鳥の生態を知らないと設置できませんね。
どの鳥のために作るかで、設置する木の種類、巣箱の材質、高さ、日当たりなどの場所、巣箱の大きさ、穴の大きさ、子育てをするのかなど、違ってくるでしょうね。

モノを作るときと同じである事を発見。
漠然と形を考えてモノを作るということはできません。
用途、顧客、価格、色、形、作る前に調査することはたくさんあります。
たとえば「バッグ」でも、歴史、国や個人の生活スタイルによって千差万別。
何を入れるときに使うのかで大きく異なります。
ちなみに「竹の花籠」は日本独自の文化です。
他の国では花摘み籠はあるけれども、おとし(筒)をいれて花を生ける事はしません。

ま、とりあえず巣箱を作ってみます。
使ってくれなければ改良するのみです。
そのうち「鳥の家」とか言われたりして。
からすが寄って来ないように少し小さめの巣箱にしよう。
# by first-nakatomi | 2009-01-28 22:24 | thinking

冬の生活

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寒い。・・・とにかく寒い。 毎朝氷点下。 そして雪。 工房は隙間風。
どうしたら暖かく仕事ができるのか考えました。
石油ストーブ。ホットカーペット。首にマフラー。カイロ。
発見。首と下半身を暖めると、案外寒さに耐えられるんですね。
家に転がっていたホットカーペットを捨てなくてよかったです。

一番いいのは、朝体を動かしてから仕事を始めることですね。
朝一番で編む仕事をするのは最悪です。
まず、庭掃除、薪割、そして竹磨きと。
まあ、そんなにうまくはいきませんけど。

昔は道路の脇に雪が腰まであったそうです。
温暖化なんでしょうかね。
隣のおじいさんとおばあさんは、はだしで外に出ていました。
昔の人はすごいですね。
# by first-nakatomi | 2009-01-27 22:33 | daily life

古いけど新居

a0103666_2339142.jpg八月頭に大分県由布市庄内町に引っ越すことになりました。

今の家は便利で住みやすかったのですが、段々手狭になってきました。
竹工芸という仕事柄、どうしても材料を置く広いスペースが必要になってきます。で、古いお寺を借りることにしました。

とにかく広い、そして安い。

本当に田舎なので、慣れるまで寂しいだろうけど、今のように車の騒音で目が覚めるより、鳥のさえずりで目が覚めるほうが自然ですね。

上人西町のみなさん、これまで本当にお世話になりました、そして、庄内町の皆さんこれからよろしくお願いします。


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# by first-nakatomi | 2008-07-30 23:50 | daily life

気分の乗らないとき

仕事をしていてどうしても気分の乗らない時というのはあります。

仕事を止めて旅行に行く。
温泉巡りをする。
山菜を取りに行く。

好きなことができればいいけれども、できないときのほうが多いですよね。
仕事が積もり積もって、締め切りに追われているんですから。

そういう時は、掃除。
これに勝るものはないですね。
部屋中掃除機をかけ、雑巾がけをする。
窓を拭く。
ついでに家の周りのごみを拾う。
ほんの2時間もあればできます。

これだけで、身も心もすっきりした気分になれるのだから、なんて安上がりなんだろう。
イエローハットの鍵山先生のようにはできないですが、ほんの少しの掃除で気分爽快。
急に周りの気の流れがよくなったように感じます。
頭の中まできれいになった気分で、「さあ仕事でもしようかな」という気分にさせられます。
本当ですよ、だまされたと思ってやってみてください。

頭と体は連動しているので、体を動かすとことで頭も刺激を受けるのでしょうね。


今日、ラジオ深夜便でスポーツのメンタルトレーニングの先生が似たようなことを話していました。
「心の状態」と「体のしぐさ」の関係についてでしたが、要約するとこういうことでした。

「人間は普通、気分がいいときには鼻歌交じりで背筋を伸ばして上を向いて歩き、気持ちが塞いでいる時にはうつむきがちになる。
また、リラックスしているときには体の重心が重くなり(寝ている人の体が重いように)、肩の力が抜けて呼吸が深くなり、手足が暖かい。逆に、緊張しているときは体が軽くなり、呼吸が浅く、手足が冷えてくる。
つまり心と体は連動しているので、この関係を逆手にとって利用することも可能です。
たとえば、試験の前で緊張してどうしようもないとき、手足を温め、意識して息のはく時間を長くし、ストレッチをする。そうして、姿勢を伸ばして、上を向いて歩けば、合格間違いなし。
もちろん普段の勉強はしておかなければならないのは言うまでもありませんが。」

掃除の話から遠くなってきているようですが、似ていますよね。
掃除はストレッチなようなものなので、体が温まります。
さらに、部屋まできれいになるんですから一石三鳥です。

人間の頭が如何に単純かが分かりますね。
要は「好きな人とつり橋を渡れ」ということです。
# by first-nakatomi | 2008-07-28 21:47 | daily life