とらや「竹つれづれ展」 無事修了

とらやでの展示会が無事に修了しました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
虎屋様には昨年の打ち合わせからの長丁場でしたが、良い展示会ができてとても感謝しています。
また、見に来ていただいたお客さん、ワークショップに参加してくれた方々、ありがとうございました。

事後報告になりますが、8月の展示会の様子をアップいたします。
写真は虎屋様からいただいたものです。

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壁面に並べられた様々な種類の竹。
よく集められましたね。


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BAICA商品。
影がきれいでしたね。


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参考品「CAGE」。


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竹の構造物を縦につなげたもの。
七夕かざりみたいでした。


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照明「UNICO」。
壁面の編みが効いていますね。

# by first-nakatomi | 2009-09-05 23:22 | information

竹の世界展

大分県立藝術会館
「創る、出会う、拓く   竹の世界」展
9月17日~10月11日(9時~17時)
休館日 9月24日・28日、10月5日

出品しています。

9月13日
大橋重臣プレワークショップ
「テーブルライトを作ろう」
定員10名
これはお勧めです。

9月19日
作家トーク
10時~12時、14時~16時
参加していると思います。

9月23日
公開対談
「竹ー未来へつなぐ」
13:30~15:30
出席者 芸館館長・生野徳三・米澤二郎・中臣一
何を話しましょうか。
# by first-nakatomi | 2009-09-01 22:30 | information

Prism部材の制作方法

Prismの部材の制作方法は以下の流れです。

1、ひごを取る
断面は正方形、4面ナイフで面取り。
理由は様々な角度で部材同士が交差するため。
ひご幅広いと接地面がづれやすい。

2、採寸後、合わせを削る

3、染色

4、火曲げ
焼鏝の先に、曲がりのつけた真鍮を取り付けてひごを曲げる。
こうすると曲げ角がすべて一定になる。
先の曲がりは様々な種類があり、作るものにより変える。
提らんのような、内かごのある籠の場合は内側の縁ほど急角度のものを使用。
完成度を求めない場合は、火で曲げた方が早いのでそうする。

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5、合わせの接着
漆でも接着可能だが、より強度を求めるために2液性のエポキシを使用。
硬化開始速度は90分のもの。
瞬間接着剤は衝撃強度が弱く、硬化が早すぎて使いにくいので不適。
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6、合わせをナイフで綺麗にする

7、再染色
染色が剥げたところを中心に再び染色
合わせを綺麗にする際に、すこし染色が剥げるため。
また、急角度で曲げるので曲げた部分がはじく場合があり、やすりで綺麗にすると染色が剥げるため。

8、拭き漆2回
朱合呂色漆を使用。
100グラム約3,000円。

9、パーツの完成

簡単なようでいて結構手間がかかっているんですよ。
ここまですると一つのパーツだけでも美しいです。
竹であることがわかるように、節はあります。
高すぎず、低すぎず、程よい節の高さがよい。

作品として組上げてゆく工程はまたの機会に記します。
# by first-nakatomi | 2009-07-15 23:55 | open process

クロメたこ焼き

「クロメ」というねばねばした海草、それが入ったたこ焼きを食べる。
妙な食感。
変な組み合わせ。
初めに試した人に拍手。
味はよかったですよ。
場所は大分県佐賀関町の道の駅。

写真は道の駅からの眺め。
たこ焼きの写真を撮り忘れたのが残念です。

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# by first-nakatomi | 2009-07-07 23:23 | daily life

作品の終わり方

どこまで手を加えて、どこで終わるのかというのはとても難しい問題です。
作品をどこでよしとするのか。

作品と商品は分けて考えるべきだと思います。

商品の場合は、顧客と価格をある程度絞ることができるので、その制限が逆に製作しやすくなります。
とくに、どこまで手を加えないで商品価値を上げられるかということが求められます。
よい商品なのに割安感を感じるものはやはり売れますね。
豆腐かごがいい例です。
ひご取りを極限まで省力化していますから、あれだけの価格競争力があります。
いいかごで、価格も安ければ言うことないですもんね。

竹細工の場合、もともとが手間がかかるので、よいものを作ろうとすればするほど価格が高くなりがち。
そして売れにくくなるという悪循環。
とくに海外からの輸入品が多くなればなおさら価格の問題は重要です。
漆や金工なんかも同じ状況だと思います。
アルヴァールトアールトが言っていました、「ものを作る時に、たくさんの矛盾を、いかに調和させられるかが重要だ。」と。
課題ですね。

話を元に戻して作品の場合ですが、商品と違ってより重視されるのが「美しさ」だと思います。
でも、どこに「美しさの力点」を置くのかは人によって様々。
力点の置き方でどのように仕上げるかが変わってきます。

そして、「finish」に近づけば近づくほど、作品の出来栄えに影響を与えることになるので神経を使うことになります。
完成度のある作品は、最後の力の入れ方がすごいですね。
じゃあ、どうすればよいフィニッシュに持ってゆけるかということですが、私がとっている方法は、「時間を置く」ということです。
「深夜に書いたラブレターは、朝見ると恥ずかしい。」と同じ。
作品を作っていると、どうしても自分のの思い入れが強いために客観的に見られなくなってきます。
独り善がりの作品になりがちだということです。
作りすぎてしまうんです。
様々な要素を詰め込んでしまって、かえって焦点がぼやける。
クドイ作品になる。

それを避けるために、ある程度作ったところでしばらく放置しておくとよいでしょう。
ある朝起きて、作品がよくなければ、やり直さないといけません。
逆に時間を置いても、その作品がよければ、いい作品ができる可能性が高くなります。
締め切りが迫っている時で、寝かせておく時間がなければ、「昼寝をするーー作品を見直す。」ことをするだけでもずいぶん違ってくると思います。
時間がないからといて、勢いに任せて仕上げてしまって後悔したことが何度もあります。
勢いが作品のパワーを生むこともありますが、見ていてしんどい作品になりがちですね。
その反省から、今は仕上げに近づくにつれて、極力寝かせる時間を取るようにしています。
結局はそうした方が完成度の高い、評価の高いよい作品ができます。

自分の制作の仕方は、自分で試行錯誤して会得するしかないんですけど、私はそのように思っています。
# by first-nakatomi | 2009-07-04 22:20 | open process

近景つれづれ

田舎の自然はいいですね。
刻々と移り変わりゆく様は飽きないです。
そんな我が家の周りの景色を紹介しましょう。

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家の前景。
6月の田植えの始まる前、田に水を入れたところ。
湖のようで、夜は月が棚田に映って綺麗です。


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これは家の後ろの棚田。
すこし中国の奥地の雰囲気がしますね。


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この木は白木蓮。
樹齢数百年の樹力のある木です。
虫こぶが岩のよう。


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本道へ向かう石段。
なかなか趣のある空間です。
苔がむすためには雑草を抜いてあげなければなりません。
今は蛇がよく出る場所。


以上、近景の近況写真でした。
# by first-nakatomi | 2009-07-01 22:38 | daily life

とらや「竹つれづれ展」

羊羹で有名な「とらや」ミッドタウン店ギャラリースペースにて竹の展示をしています。

「竹つれづれ展」
6月「竹と日本文化」 お茶関係の道具を中心に
7月「とらやと竹」 とらやさんの竹に関係する和菓子について
8月「現代の竹工芸」 BAICAの商品展示を中心に

全体の期間を通して、ショップスペースで大分県の竹工芸品の販売展示をしています。
カフェスペースにも様々な編み見本などを展示していますので、お近くにお寄りの際は足をお運びください。

7月12日BAICA中臣の「茶杓」のワークショップ(満員)
8月1日BAICA広瀬の「一輪挿し」のワークショップ(若干の空席あり)
8月2日BAICA大橋の「四海波花篭」のワークショップ(若干の空席あり)
【6月19日現在】

興味のある方は「とらや 東京ミッドタウン店」まで参加の申し込みをしてみて下さい。
電話 03-5413-3541
# by first-nakatomi | 2009-06-19 23:10 | information