打ち合せの合間に、展示会をのぞきに行く。
「打つと曲げる 関島寿子とオット・バイヤーの仕事」 ギャラリー日日 http://www.nichinichi.com/ja/index.htm 黒竹の作品もありました。 巾を揃えたり、面を取ったり、厚みを揃えたり。 専門的な工程を経ない材料としての竹は、どうしても美しく見えなかったです。 木の皮や葛の作品は抵抗なく観られるのに、竹になるととたんに抵抗を覚えました。 竹の専門家だから、細部に眼が行き過ぎるのかもしれないですね。 逆に関島さんの造形は、竹工芸家には真似が出来ないです。 造形思考が、まったく異なります。 専門技術に捕われることのつまらなさを、照射されたような作品を見ると、 なんとも考えさせられる展示会でした。
by first-nakatomi
| 2012-05-07 22:48
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