昨年12月に伐採した真竹の油抜きを行いました。
助っ人が4人来てくれたので、ずいぶんスムーズに作業が進みました。 2mの真竹、約150本。 前日に準備をしておいて、当日は朝6時半に火入れ。 9時には油抜きを始められました。 さすがに水280Lは、沸騰するのに時間がかかりますね。 今年はpH計測器を準備し、計測しながら作業を進めました。 沸騰した水にソーダ灰を 280g投入 280L x 0,1% = 280g pH 11,4 石鹸よりも少しアルカリ性が強いかなという程度です。 何度も油抜きをして、お昼ごろには pH 9,6 になっていました。 水がpH 7ぐらいですので、随分中性に近くなりました。 植物(竹)は酸性なので、油抜きをしていると酸性に傾きます。 水も減っていましたので、追加して沸騰させ ソーダ灰 140g 追加、計測値はpH 10,2 少ししてさらに 100g追加しました。 竹をお湯につける時間は12分 たくさん竹を入れると、お湯の温度が下がるので油の抜けが悪くなります。 落し蓋や、鍋蓋のようなものがあれば下がりにくいでしょう。 15時半には油抜き作業は終えましたが、片付けをして火の後始末をすると17時になっていました。 冬にしては温かい一日で、体を動かすので汗ばむほどでした。 窯の煙突を改良したり、pH計測器を使うなど、少しずつですが油抜き技術が向上しています。 年に一回なので、お米作りと似ています。
by first-nakatomi
| 2019-01-24 21:52
| open process
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