鳥の巣箱について

近ごろ野鳥がたくさん来るようになりました。
季節のせいか、家の周りを整備したからか分かりませんが。
工房の窓ガラスにぶつかって死んだ鳥も3羽。
こちらは窓ガラスをきれいに磨きすぎたため。
世界で,窓ガラスにぶつかって死んでしまう野鳥の数は、数万に上ると最近の新聞に出ていました。
鳥はガラスを認識できないみたいです。
特に高層ビルは渡り鳥の飛行ルートにあった場合、ぶつかってぼとぼと落ちてくるようです。

罪滅ぼしではないですが、鳥の巣箱を設置しようとおもいます。
で、巣箱について考えました。
考えてみると、巣箱といっても、その鳥の生態を知らないと設置できませんね。
どの鳥のために作るかで、設置する木の種類、巣箱の材質、高さ、日当たりなどの場所、巣箱の大きさ、穴の大きさ、子育てをするのかなど、違ってくるでしょうね。

モノを作るときと同じである事を発見。
漠然と形を考えてモノを作るということはできません。
用途、顧客、価格、色、形、作る前に調査することはたくさんあります。
たとえば「バッグ」でも、歴史、国や個人の生活スタイルによって千差万別。
何を入れるときに使うのかで大きく異なります。
ちなみに「竹の花籠」は日本独自の文化です。
他の国では花摘み籠はあるけれども、おとし(筒)をいれて花を生ける事はしません。

ま、とりあえず巣箱を作ってみます。
使ってくれなければ改良するのみです。
そのうち「鳥の家」とか言われたりして。
からすが寄って来ないように少し小さめの巣箱にしよう。
by first-nakatomi | 2009-01-28 22:24 | thinking
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